小児矯正で痛みが出るのはどんなとき?痛みを防ぐ方法や装置ごとの違いも
こんにちは。堺市北区、地下鉄御堂筋線「なかもず駅」南海「中百舌鳥駅」より徒歩6分にある歯医者「ライフケア総合歯科・なかもず小児矯正歯科」です。

「子どもに矯正治療を受けさせたいけれど、痛みがあるのではないか」と不安に感じる保護者の方もいるでしょう。確かに、歯の矯正には痛みを伴うこともあるため、心配する声は少なくありません。
この記事では、小児矯正で痛みが生じやすいタイミングや、痛みを防ぐポイントなどを解説します。小児矯正にご興味のある方は、ぜひご一読ください。
目次
小児矯正は痛みが出る?

一般的に、小児矯正では痛みを感じることは少ないとされています。とはいえ、タイミングによっては、一時的に痛みや圧迫感が生じることがあります。こうした症状は、数日から1週間ほどで自然に和らぐことがほとんどです。
矯正治療に伴う痛みは自然な反応であり、過度に心配する必要はありませんが、痛みが強かったり1週間以上続いたりする場合は、装置の調整が必要な場合もあります。このような場合は、矯正治療を行っている歯科医院に相談するようにしましょう。
小児矯正で痛みが出やすいタイミング

矯正中は常に一定の痛みがあるわけではなく、痛みが生じやすいタイミングというものがあります。痛みが出るタイミングを知っておくことで、対策も取りやすくなるでしょう。
ここでは、小児矯正で痛みが出やすいタイミングを紹介します。
矯正装置を着けた直後
矯正装置を初めて装着した直後は、歯や歯ぐき、あごに違和感や軽い痛みが生じやすいといわれています。矯正装置が歯やあごの骨に力を加えることで、歯周組織が変化するためです。矯正装置が舌や頬の粘膜に当たることで、擦り傷ができて痛むケースもあります。
痛みのピークは装着後24時間から72時間の間に現れることが多く、その後3日から1週間程度で落ち着くのが一般的です。なお、痛みの強さには個人差があり、疲れているときなどに痛みが強く出るお子さまもいます。
装置を調整・交換した後
小児矯正中に痛みが出やすいタイミングとして、装置の調整や交換を行った後も挙げられます。急速拡大装置のように、あごの幅を広げるタイプの装置では、専用のネジを回すことで歯ぐきや骨周辺の組織に圧力をかけるため、痛みを感じることがあります。
このような痛みは、装置を調整した当日や翌日にピークを迎えることが多く、通常は3〜5日ほどで徐々に和らいでいきます。
取り外し可能なマウスピース型の矯正装置でも、交換直後は新しい力が加わるため、数日間は歯が圧迫されるような鈍い痛みを感じることがあります。
このような痛みは、歯が少しずつ正しい位置へ動いている証拠ともいえるでしょう。痛みの出方には個人差がありますが、1週間を超えて強い痛みが続くことは少なく、自然に落ち着くケースがほとんどです。
歯が動いたとき
矯正によって歯が動くと、その周辺の組織に変化が起き、痛みを引き起こすことがあります。歯の根元を包む歯根膜が圧迫されると、そこに炎症が生じ、歯が浮くような感覚や、噛み合わせ時のズキズキとした痛みが出やすくなります。
歯ぎしりや外傷などで歯にさらに力が加わると、歯の根の先端部分や根の周りの組織がダメージを受け、炎症による痛みが起こることもあります。
装置が口内に当たったとき
矯正治療中の痛みは、歯が動くことによる痛みだけではありません。装置が頬の内側や唇、舌などに当たることで、物理的な刺激を原因とした痛みが生じるケースもあります。特に、装置をつけ始めた直後は、口の中が金属やプラスチックに慣れておらず、装置の角やワイヤーの先端部が粘膜を擦りやすいため、赤くなったり、軽い傷や口内炎ができたりすることがあります。
このような痛みは、装置の形やサイズが粘膜と合っていない場合に起こりやすいです。また、食事や会話の際に、舌や頬の動きが装置と擦れ合うことで刺激が繰り返され、炎症が長引いたり繰り返し起こったりすることもあります。
使用する矯正装置によって痛みは変わる?

小児矯正で使われる装置には、固定するタイプや取り外しが可能なタイプなどさまざまなものがあり、それぞれ痛みの出方が異なります。
例えば、急速拡大装置は上あごの骨を広げるために使われる固定式の装置で、装着初期に押し広げるような圧迫感や痛みを感じやすいという特徴があります。床矯正は、取り外し可能なプレート型の装置で、ゆるやかにあごの成長を促すものです。痛みは出にくいですが、慣れるまでは違和感が生じるでしょう。
最近では、インビザライン・ファーストのような透明なマウスピース型矯正も選択肢に加わっています。段階的に歯を動かす設計のため、痛みは出にくいとされていますが、装着・交換時には軽い締めつけ感が出ることもあります。
いずれの装置も痛みは一時的で、調整や装着から1週間程度で落ち着く場合が多いです。歯科医師と相談して、お子さまの歯の状態や年齢に合った装置を選ぶようにしましょう。
歯の矯正中の痛みを防ぐポイント

小児矯正の治療中に生じる痛みは、完全に避けることは難しいものの、いくつかの工夫や対策をすることである程度軽減できます。痛みが長引くと食事や生活にも支障をきたすため、できるだけ対策を講じてあげましょう。
以下では、痛みを和らげるための具体的な方法を紹介します。
早いうちから矯正治療を始める
子どもは大人と比べてあごの骨が柔らかく、あごの発達を利用できるため、早期に始めるほど歯や骨に加える力を抑えられます。成長に合わせてあごのバランスを整えることで歯が正しい位置に収まりやすくなり、無理な移動が少なくなるため、痛みのリスクも抑えられます。
特に、永久歯が生える前や生え変わりの時期に矯正を開始すると、負担の軽減が期待できます。また、噛む力や発音の仕方など、口腔機能全体の発達をサポートできるという点でもメリットがあります。
ただし、早ければ早いほどよい、というわけではありません。お子さまの心身の成長度合いを見極め、適切な時期に治療を始めることが大切です。矯正治療を検討している方は、まずは歯科医師に相談してみましょう。
硬い食べ物を避ける
矯正装置を装着している間は、硬い食べ物を避けたほうが良いかもしれません。硬いものを噛む際に歯周組織に力が加わり、痛みを引き起こすことがあるためです。また、矯正装置に過度な力が加わると、装置が破損したり外れたりして、痛みにつながることもあるでしょう。
そのため、うどんや豆腐などの柔らかい食べ物を選ぶようにしてください。ハサミで細かく切る、いつもより長く煮込むなどして柔らかく調理することでも、歯や装置への負担を軽減できます。
矯正装置の調整をしてもらう
矯正装置が口内に当たって痛い場合は、歯科医師に装置の調整をしてもらうと良いでしょう。どの矯正方法でも定期的に通院する必要があり、決められたペースを守って通院することが大切ですが、違和感や痛みがある場合は早めに連絡しましょう。
粘膜保護ワックスを使用する
矯正用の粘膜保護ワックスは、装置が口内の粘膜を刺激して痛みや違和感があるときに使用するアイテムです。少量を手に取り、指で柔らかくしてから、痛みを感じる部分の装置に押し当てて貼り付けます。これにより装置と口内の間にクッションができ、粘膜を保護しながら痛みを和らげます。
使用後は食事のたびに外して新しいものに取り替え、常に口の中を清潔に保つことが大切です。
痛み止めを飲む
痛みが強くてどうしても我慢できないような場合には、痛み止めを活用するのも1つの手です。服用する際は必ず用法・用量を守りましょう。服用前に歯科医師や薬剤師に相談すると安全です。
まとめ

小児矯正における痛みは一時的なものがほとんどで、装置の装着直後や調整後に違和感や痛みが出やすいという特徴があります。矯正は見た目や噛み合わせを整える大切な治療ですが、痛みに対する不安が継続すると、治療が中断される可能性もあります。
そのため、痛みが出やすいタイミングや原因、対処法などの知識を保護者が持ち、日常生活の中でうまくサポートすることが重要です。
小児矯正を検討されている方は、堺市北区、地下鉄御堂筋線「なかもず駅」南海「中百舌鳥駅」より徒歩6分にある歯医者「ライフケア総合歯科・なかもず小児矯正歯科」にお気軽にご相談ください。
当院は、患者さまの幸せな健康人生を側でそっと支える名脇役でありたいという想いで診療にあたっています。虫歯・歯周病治療だけでなく、矯正歯科やホワイトニング、インプラント治療などにも力を入れています。


